『私の兄、そして建武館のはじまり』 1 2010-09-28 昭和57年、兄が大学2年の時に父親が病死。父は事業をしていましたが当時で数億という莫大な借金を抱えていました。好むと好まざるとにかかわらず事業を引き継がざるを得ずという状況でした。 待ち受けていたの…続きを読む
『何のための稽古か』 2 2010-10-03 私たちは、他人の目に余る行為を指摘すべきと思いながらも、 指摘できないジレンマを感じることがあります。 なぜ指摘できないか。 それは、反論されたり暴力をふるわれたりするかもしれないと 思うからです。…続きを読む
『苦労してつかみ取る喜び』 3 2010-10-04 子ども達は遊戯王カードが大好き。 これらカードを買い取る店があります。 新品なカードほど高額に買い取るシステムのために、 小遣い稼ぎの軽い気持ちで万引きをする子どもが出てきます。 ゲートウェイ犯罪と…続きを読む
『親友は、とことん守る』 4 インターネットや携帯電話の利用が増える一方、いわゆる「ネットいじめ」が社会問題になり、誹謗中傷を受ける子どもが増えています。 ネットいじめの被害者対策ももちろん必要ですが、小さいうちから、 「ネットいじめは卑怯」 …続きを読む
『思い通りにならないこともガマン』 5 ことわざに「七転び八起き」というものがあります。 何度転んでもまた起きなさい、ということでしょう。 今は一度転んだだけで、くじけてしまう子が多くなりました。 人は、転んで立ち上がるたびに逞しく育っていくものです。 昔はた…続きを読む
『よその子もうちの子』 6 一頃前なら「男の子を育てるなら、骨折の2回や3回は覚悟しなさい」と言ったものです。まさに天真爛漫な子どもが多くいました。それは親の大らかな育て方にあったからかもしれません。 今は親が人目を気にするあまり、子どもを無理やり…続きを読む
『ミス・ユニバース』 7 森理世さんが2007年ミス・ユニバース世界大会で日本人として40数年ぶりに世界一の栄誉に輝きました。 その理世さんのお母さんの子育てというのは、頭を育てること以上に心を育てることに重きを置いていたといいます。 そしてその…続きを読む
『かわいい子には旅をさせよ』 8 ミス・ユニバースの森理世さん同様、私達兄弟も片親で育てられました。 父は事業をやっていて凄く忙しく一家団欒も殆どなく、運動会や授業参観にも来てもらえず、朝起きも遠足の準備も、そしてしかも高校・大学の進路までも自分で決めた…続きを読む
『勉強する土壌は空手で備わる』 9 よく、空手をやると勉強ができなくなるという人がいますがそうではありません。勉強をやらないからできないだけです。 経験上、小さい頃から空手をやっていたおかげで、生活に自主性・けじめ・根気・集中力がつきました。 考えるに、こ…続きを読む
『辛い経験が人を成長させる』 10 空手を教え始めて間もない頃は、殴られると、怒るか痛くて泣き出す子がいて頭を痛めたものです。しかし、稽古を重ねるうちにガマンできるようになってきました。 それは、単に痛みに慣れたというだけでなく、当てられるのは、自分の防御…続きを読む