一頃前なら「男の子を育てるなら、骨折の2回や3回は覚悟しなさい」と言ったものです。まさに天真爛漫な子どもが多くいました。それは親の大らかな育て方にあったからかもしれません。
今は親が人目を気にするあまり、子どもを無理やりおとなしくさせていないでしょうか。やんちゃ坊主を認めてあげる寛容力のある、懐の深い親になりたいものです。
子どもは自分の子どもであると同時に社会の子ども。よその子でも、叱ったり褒めたりすることは大切です。お互いにより良い子育てをしたいという思いは共通ですので、道場の親御さんには、
「よその子もうちの子」
を合言葉にしています。
みんなで協力しあって育てていきたいものですね。
建武館 篠田 剛
2010-10-07