森理世さんが2007年ミス・ユニバース世界大会で日本人として40数年ぶりに世界一の栄誉に輝きました。
その理世さんのお母さんの子育てというのは、頭を育てること以上に心を育てることに重きを置いていたといいます。
そしてそのモットーは
「根性、努力、忍耐」 と 「継続は力なり」
だそうです。
幼少期より、たとえ理世さんが困難で弱音を吐いたとしても、簡単に手を差しのべることをせず、そこはぐっと堪え心を鬼にし、敢えて苦労させ、自力で解決させたと聞きます。
少子化のせいか、今どきの親はついつい子どもに偏った愛情や過度な期待をかけて、過保護になりすぎのように感じます。やはり、子どもに自立心を持たせるためにも、
「かわいい子には旅をさせよ」
のことわざのように、時には心を鬼にして突き放すことも愛情ではないかと思います。
建武館 篠田 剛
2010-10-08