2010-10-03
私たちは、他人の目に余る行為を指摘すべきと思いながらも、
指摘できないジレンマを感じることがあります。
なぜ指摘できないか。
それは、反論されたり暴力をふるわれたりするかもしれないと
思うからです。
“恐れているようでは何もできやしない。
普段格好良いこと言っているのに、
いざという時に本当の勇気をもった行動ができるのか”。
その答えを出すためにも、日々稽古に励んで、
正義を貫き通す、本当の勇気を養っていきたいものです。
子ども達には、そのための空手の稽古なんだと伝えることが使命だと
私は思っています。
建武館 篠田 剛
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。