いよいよ12.4スーパーフェザー級タイトル防衛が近づいた小山泰明。
その小山についてお話をしようと思う。
建武館への入会を決める
小山は板橋区加賀という土地に生まれ、地元にある金沢小学校を卒業した板橋っ子だ。中学まではずっと野球少年だった。
硬式野球をやっていた小山は高校に入ってからも野球を続けたかったが軟式のため断念。体を動かすことが好きだったので何かやりたいことを探していた。
そんなある日、小山の家のポストに届けられていた1枚のチラシ。道場生募集と書いてあった建武館のチラシだった。
もともと格闘技好きで、よくK-1観戦していた。そこで小山はチラシを片手にキックコースを見学し、すぐに入会を決めた。高校1年生の時だった。
高校の野球部が硬式だったら、小山はここにいなかったかもしれない。1枚のチラシが小山を導いてくれたのだった。
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi
日本空手道建武館 館長
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