小山を語る3 「道場と大学キックボクシング部との両立」 建武館 館長

道場と大学キックボクシング部との両立

先代館長の重戦車のような重たく骨に染み入るローキックの薫陶を受けながら、小山は徐々に地力をつけていった。

平成17年の春。小山は國學院大学に入学した。そして道場稽古を両立させますということで、キックボクシング部に入部することになった。

2年の月日が経ち、小山が3年生の時に全日本学生キックボクシング連盟が主催する大会で大活躍した。春の大会で技能賞に3度輝き、秋には最優秀選手賞を受賞、そしてフェザー級チャンピオンに認定されたのだった。

小山は空手でも活躍。新空手の交流大会にも出場して好成績を収めた。平成19年には新空手道全日本選手権大会に出場してK-2グランプリ軽量級 準優勝。続く平成20年にも準優勝し、2大会連続の大活躍を見せた。

大学の部活の練習はとてもハードだった。毎日2時間、夕方の6時、7時ごろまでみっちり練習する。しかし小山は私との約束通り、キック部の練習を終えるとすぐに道場の稽古にも来て、しっかりと両立させていた。


若木育成会という在学生保護者の組織が様々な分野で活躍する学生の"頑張り"にスポットを当ててその活動を称える「若木チャレンジ賞」。小山はそのチャレンジが認められて、個人の部受賞者の一人にも小山は選ばれている。

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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi
日本空手道建武館 館長
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