2011-09-28
専門校「総合学園ヒューマンアカデミー」での出張空手。
参加された方が20歳代前半の学生さんだったので、
「組手」チャレンジもメニューに入れてみました。
ちなみに組手は実際に突き蹴りを自由に打ち合うものです。
経験のない人は“ちょっと痛そう”と気が引けます。
ところが、私が「やってみたい人!」と聞くと
何人かの学生さんは、「ハイ!」と名乗りを上げました。
この心構えがいいですね。
2人の学生さんにチャレンジしてもらいました。
そのうちの一人が幼少のころに空手を習っていたそうで、
とても果敢に攻撃してくれました。
続いて、今回は特別に「板割り」チャレンジもやってみました。
試し割りといって、20~30センチ角の、
杉の木で作られている板を割るものです。
できないことができるようになったときの達成感と、
自信からくる人間の成長を求めるために行います。
板は3枚持っていきました。
学生さん男女1名ずつと、
横先生に割ってもらおうと密かに計画していました!
バトンタッチした女性、この方がまた運動神経バツグン。
軸足と体幹も捻転されてスバラシイ!
回し蹴りでビシッときめてもらいました。
横先生に急に振ってしまい申し訳ありませんでした。
今回は学生さん対象ということで、
特別にいろんなことにチャレンジしてもらいました。
私は思います。
たとえば、食わず嫌い。
嫌いだったけれど食べてみると意外においしかったことがありませんか?
嫌いだと決めつけていたものが好みになってしまったこと、
ひとつふたつあるはずです。
物事は、それに似ています。
御託を並べてないで、言い訳づくりを先にしないで、
やってみることが大事です。
たとえ失敗しても、それはいい経験として自分の身に付くものです。
チャレンジもせずに人の失敗をとやかく言う者は
「所詮は臆病者だ」と思っていましょう。
ビジネスカレッジの学生さん達、頑張りましたね!
チャレンジすることって本当に素晴らしい!
●出張・出前指導先のご案内
「総合学園ヒューマンアカデミー」
追伸
今日9月28日でちょうどマイベストプロ東京アップ1周年。
毎日読んで頂いている皆さんのおかげ。感謝、感謝です。
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員 介護予防サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場で“ガマンを売る空手家”
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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。