2011-09-27
学生の街、高田馬場にあるキャンパスが出張空手の訪問先です。
参加した学生さんは18歳から28歳までの男女12人。
みなさん、普段は簿記やパソコンなどの資格取得を目標に、
ビジネスの勉強をしています。
さて、予定時間を少し回ったところで出張指導のはじまりです。
道着に着替えた私は、教室の入り口で「押忍!」
そう。この瞬間から、教室が空手道場に。
どんな運動をしたことがあるか聞いたところ、
一人は草野球、あと一人はランニング。…ん?
それ以外の人は「まったく運動してません」
OK! 今日はこういう人たちに、いい汗かいてもらいましょう!!
指導は、初心者でもなるべくわかりやすいように、説明を加えながら進めます。
ですので、礼法・構え方・突き方・蹴り方まで一通りサッとできてしまいます。
そして“ミット打ち”でパンチやキックを思い切り蹴り上げます。
ミット打ちは二人一組となり、
一人がミットを持って構え、相手はそれに突き蹴りをします。
対人(ペア)での稽古は、自分が元気になるのではなく、
「相手に元気になってもらう」ようにします。
すると相手もそのお返しに元気にさせてくれます。
お互いに相手に元気になってもらおうとするので、
結局みんなが元気ハツラツとなるわけです。
今回はビジネススキルを学ぶ学生さんが相手なので、
人としてのものの考え方についてもお話ししました。
コラムを読んでいただいた方からのお申込みでしたので、
今回は特別に“板割り体験”もやってみました。
盛り上がりましたね。
とにかく、私の出張空手はハチャメチャです。
とても元気が出ます。
厳しいことも楽しくやってしまう。
やはり楽しいからこそ前向きになれるわけです。
●出張・出前指導先のご案内
「総合学園ヒューマンアカデミー」
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員 介護予防サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場で“ガマンを売る空手家”
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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。