2012-01-06
“初夢” 特別対談。
もしも私がテーマと人物を決められるとしたら、
どんな対談を企画するでしょうか。
まずテーマは『道徳と経済の両立』とします。
そして対談していただく方は、
稲盛和夫氏 × 鍵山秀三郎氏
あくまで私の願望ですがとても興味がわいてきます。
ご存じの通り、稲盛氏は、
利他の心で世のため人のために事業を興す人です。
鍵山氏は掃除で心のすさみをなくして、
社会をよくしようとする人です。
自己中心、規範意識の低下で、
これまでの世の中は悪化の一途をたどっていました。
それゆえに道徳についての重要性が叫ばれている時でもありました。
それが震災後は、少しずつ良い方向に向きつつあるように思えました。
ここでその流れを加速させるためにも、
この対談は時宜に合ったものだと思いませんか。
競争原理で成り立つ社会では、
権謀術数的な才能も必要かもしれません。
だけど、そればかりだと疲弊します。
ですので、渋沢栄一が『論語と算盤』を著して、
道徳と経済を一致させる必要性を説いたように、
ぜひ道徳をセットにしてじっくり語っていただきたいですね。
論語だけでは「自分の飯が食えない」というなかれ。
算盤だけだと、自分の飯のことしか考えなくなる輩が生まれますから。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。
篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■私は空手の指導で役に立つ財団法人日本体育協会公認上級指導員の資格を取得、また介護予防サポーター、こころの健康サポーターの講習を受けて道場生の体と心のケアに努めています。
■板橋税務署の近くで目にとまる“ガマン売ります”のポスター。そう、建武館はガマンを標榜しています。今、必要なのは弱者へのやさしさです。損をしても正しいことをする正義感です。
■“技は心に応ず”“拳足は警策”も心構えとしてなくてはなりません。“よその子もうちの子”はこれからの社会の在り方として建武館が投げかける大事なメッセージです。
■建武館はK-1戦士を生んだ板橋初の道場です。空手道場というと、とても怖くて敷居が高いイメージですが、入ってみると意外にそうでないことがわかります。小さい子から壮年まで、初心者からアスリートまで、すべての人がそれぞれの目的を達成できるよう考えられた道場なのです。
■建武館では空手やキックボクシングはもちろん、3歳から始められる空手運動クラス、女性でも気軽にできるソフトキック、60歳からのアンチエイジングトレーニング、自主トレーニングコースも常設しています。
■空手の個別指導もしています。マンツーマンでじっくりやりたい方はお気軽にご相談ください。さらに、ご自宅や企業のサークル・研修会・各種イベントなど道場以外でも空手を楽しんでいただけるように出張指導もしています。道場まで通えない方や、企業イベントなどの福利厚生、クラブ活動などにご依頼ください。
■平日はどうしても時間がとれない方は、東武東上線・大山駅にある「コナミスポーツクラブ大山」にお越しください。都営三田線・高島平方面にお住いの方は、新河岸にある「わかたけ第2保育園」にどうぞ。
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。