『男気 おとこぎ 和の心にふれよう 板橋区立常盤台小学校の総合学習』148

2011-11-14

友達の万引きをとめることは、勇気とともに「男気」も必要です。
男気とはまさに男らしさ。
そして自分の損得を顧みず弱い者のために力を貸す気性をいいます。

よく任侠映画にそのような言葉が出てきますので、
暴力団的なイメージが付きまといます。

しかしもともとは、
困っている人を見ると放っておけないという人を指して言いました。
熱い心の持ち主のことをそのように言ったのです。

ただ勇ましいだけでなく、情けが深く懐も深い。
また、自分の信念をしっかり持っていて、強い者に屈服しない人。
そういう人を“あいつは男気がある”といいました。

人間として当然しなければならぬことを目の前にして、
それをしないのは男気がないというものです。
今はどうでしょう。
利己的風潮が蔓延している世の中で、そういう人はどれだけいるでしょう。
男気のある人、あなたの周りにいますか?

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員
介護予防サポーター こころの健康サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場で“ガマンを売る空手家”
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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