『後輩に気を留めるてあげられる』99

2011-08-06

審査では次の出番まで正座して待機します。
その時でさえも、
後輩に気を留める配慮ができるのも素晴らしいこと。

ガードを上げよう!
いいぞ、ファイト!
などと、的確に、タイムリーに。

自分のことだけで精一杯な中で、
だけれども後輩を思い、気を留めてあげられる。
そんな先輩になることを求めたいですね。

審査が始まる前にみんなに質問しました。
強いだけでいいと思う?みんなに何を求めていると思う?と。
おそらく、子どもなりに理解して、
その答えが今回の頑張りにつながったと思っています。
この質問が叱咤、激励となって、彼らを奮い立たせたのかもしれません。
合否の結果は別にして、この度の審査はみな頑張りました。
いつにも増して全力を出しました。

階級の上位者が受ける年少審査の最終日。
上の級になるにしたがって、応援に来る親御さんが減ってきます。
もっともっと親御さんに応援に来てもらいたかった。
感動したはずです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員 介護予防サポーター
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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