2011-03-14
東日本巨大地震で大変な被害を受けています。
建武館福島支部、本部長の竹原君の住まいは福島県双葉町。
被災した福島第一原子力発電所から車で5~6kmの場所にあります。
先代が地震直後から連絡をとっていますが未だ返事がありません。
通信機能が回復せず電話がつながりにくくなっているからかもしれません。
彼は男気がありますから自分のことはさておき、
人のために奔走しているからかもしれません。
どんな厳しい状況でも空手で培った強靭な体力、精神力で乗り切ってほしい。
東京にいる我々に何ができるのか。
できることからやりましょう。
我々に何ができるか考えましょう。
3月14日から3~6時間の計画停電を実施するとありました。
健常な方へ。
自分の生活が不便になると不平不満を漏らしますか?
エレベーターも止まるでしょう。
目の前に車椅子で困っている人がいるとします。
あなたは手助けできますか?
現地で竹原君ら被災地の人たちは死にもの狂いで頑張っています。
せめても東京の我々はできることからやっていきましょう。
今こそ惻隠の情そして利他の精神で事に当たることが大事です。
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi
日本空手道建武館 館長
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※この時局放談は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。