『大人が褒めて子どもに自信 地区運動会で演武』68

2011-10-11

体育の日。
建武館の子ども達が多く住んでいる、
仲町地区の運動会に出演させていただきました。

元気よく演武する子ども達の姿は、見ているだけで気持ちが躍動します。
小さい子どもが20センチほどの板に、
気合いとともに魂をぶち込んで割る姿はとても感動的です。

昼食休憩中だったので、
演武のはじめはみなさんテントの中で背中を向けて食事していました。
ところが子ども達の威勢のいい気合いが聞こえ始めると、
箸をとめて見てくれるようになりました。

やがて、演武が中盤に差し掛かるころには。
板がパリンと割れるたびに、
トラック周辺にあるテントから拍手が鳴り響くようになりました。

演武が終わり、惜しまぬ拍手の渦。
戻ってきた子ども達をみると、
みな笑顔に満ち足りて誇らしげな顔つきになっていました。

私は演武を見ながら何か心地よさを感じました。
家に帰ってからそれが何かわかりました。
それは、大人が子どもの頑張りをしっかり見て褒めてあげていたことでした。

子ども達はどんなに自信につながったことだろう。
悪い点ばかり指摘する世の中だからこそ、そのギャップからか、
とても心地よく感じたのでした。

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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員 介護予防サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場で“ガマンを売る空手家”
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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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