『夢を追うこと』 6

2011-02-17

世間に目を向けると慈善事業にあつい志の人物がいます。

京セラ、JALの稲盛和夫さんは、
児童虐待、育児放棄を受けた子ども達の生活施設を創設されました。

イエローハットの鍵山秀三郎さんは、
日本を美しくする会でトイレ掃除を通じて心磨きを実践されています。

やんちゃ和尚の廣中邦充さんは、
子どもたちを無償で預かり社会復帰させる活動を続けられています。

新宿ごみひろいボランティアの荒川祐二さんも、
若い世代の心をとらえてくれるかもしれません。

このような篤志家からアドバイスをいただければ大変心強いものとなります。

情けは人の為ならず。
いずれは巡り巡って自分に返ってくるものです。

中村天風が
「自分のことをするときと同じ気持ちで他人のことをしてあげてごらん」
と言っています。

自分さえ、自分の町さえ、自分の国さえよければ、
という考えはこれからはもう通用しないでしょう。

そういう謙虚な心がやがては子の代、孫の代になって、
住みよい町になるのだと思います。

廃校再利用 知恵比べ。
まるで知恵といえるものではなかったかもしれません。
しかし、夢を追うことは大事なことなんだと思っています。

—————————————————–
篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi
日本空手道建武館 館長
—————————————————–

※この時局放談は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

お問い合わせ

無料体験・見学お申込み、お気軽にお問い合わせ下さい
  • 電話番号: 03-3962-4206
  • お問い合わせ