ドロシー・ロー・ノルトというアメリカの家庭教育学者の作った「子ども」という詩です。
2005年2月、皇太子殿下が誕生日の記者会見で朗読されて広く知るところとなりました。
批判ばかりされた子どもは 非難することをおぼえる
殴られて大きくなった子どもは 力にたよることをおぼえる
笑いものにされた子どもは ものを言わずにいることをおぼえる
皮肉にさらされた子どもは 鈍い良心のもちぬしとなる
しかし,
激励をうけた子どもは 自信をおぼえる
寛容にであった子どもは 忍耐をおぼえる
賞賛をうけた子どもは 評価することをおぼえる
フェアプレーを経験した子どもは 公正をおぼえる
友情を知る子どもは、親切をおぼえる
安心を経験した子どもは 信頼をおぼえる
可愛がられ抱きしめられた子どもは 世界中の愛情を感じとることをおぼえる
幼い頃に、いかに親に愛され信頼されることが大切かがわかります。
子を持つ親として自分への戒めを込めて書きました。
建武館 篠田剛
2010-11-25
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※『おれの半生』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。