『心が折れそうになったら大きな声で!』53

2011-08-18

e-kids道場は結成早々、夏合宿を行うことになりました。
窪田君の要望で、合宿最終日となる8月8日は、
建武館で合同稽古をすることになりました。

いよいよ合宿当日。
e-kidsからは小学2年生から年長さんまでの5人が来てくれました。
午前10時に始まり、掃除を含めておよそ2時間の合宿の始まりです。

はじめの挨拶で私は、「縁」を英語で説明しようと思い立ちました。
なぜなら、人との出会いは偶然ではないんだと、
窪田君との再会で感じたからです。

そこで息子の中学英語の和英辞典を借りて調べてみましたが、
「円」しか載っていないのです。
お金の「えん」の方が大事と言わんばかり。

英語で「縁」は説明できませんでしたが、
金儲けより人儲けが大事なんだということを話しました。
e-kidsの子供たち、いつか英語で窪田先生に教えてもらってください!

稽古内容は、独自の板突きから始め、すぐに約束組手、
そして自由組手と続きました。

手を緩めることなく続けられて泣く場面もあり、
初心者の子ども達にとって過酷でした。
しかし、だからといって逃げ惑う子はおらず、
逆に前に、前に、立ち向かっていました。

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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員 介護予防サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場で“ガマンを売る”空手家
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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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