『50年後 高齢者4割 年少者は1割切る』113

2012-01-31

健康長寿の街は、お年寄りが元気です。
生き生きとして活力に溢れています。

厚生労働省が人口の推移を発表しました。
50年後には人口が1億人を割り、8,674万人になるそうです。

65歳以上の高齢者は人口の4割も占めてしまいます。
出生率は依然として低く、15歳未満の年少人口は今より半減するそうです。

この状況を打開するには、
いかに出生率を上げるかということが課題になります。

私の家庭では、子育ては女房にまかせっきりで苦労をかけてしまいました。
私は朝が早く夜は遅く、
あまり子どもと向き合う時間をとらなかったからです。

忙しいときは親に預ければよいのですが、
親も歳で疲れて根を上げてしまい、遠慮がちとなりました。
女房は育児ノイローゼにはなりませんでしたが、
とてもつらい時期を過ごしました。

そういう経験からも、
孫の面倒を見られる元気な親の存在は必要と感じました。
いざというときに預かってくれる親がいるだけで、
精神的にとても楽になるからです。

野田首相は子育て支援のシステムを構築すると述べました。
ぜひともお年寄りが元気になってもらう施策を増強していただきたい。
私も及ばずながら、そのお手伝いをしていきたいと思っています。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■板橋税務署の近くで目にとまる“ガマン売ります”のポスター。そう、建武館はガマンを標榜しています。今、必要なのは弱者へのやさしさです。損をしても正しいことをする正義感です。

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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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