『節分の鬼退治』114

2012-02-04

邪気を追い払うという、日本で古くから伝わる年中行事。
大切に守り伝えていきたいですよね。

建武館の年中行事となりつつある、この節分の鬼退治。
道場では豆の代わりに突きと蹴りを鬼にぶつけて外に追い払います。

急におそってきても、
「いざというときの空手だ。勇気をもって戦いに挑めよ」
邪気を弱気に見立ててそれを追い払おう、というわけです。

今年も稽古の最中に鬼が出没しました。
ところが道場の真ん中で不覚にも転んでしまい。
ここぞとばかりに子ども達は、しっかりと蹴飛ばしていました。

私にもいろんな邪気が生じますから。
今年も子ども達が、私の体から邪気を追い払ってくれて、
有り難いことです。

 
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■板橋税務署の近くで目にとまる“ガマン売ります”のポスター。そう、建武館はガマンを標榜しています。今、必要なのは弱者へのやさしさです。損をしても正しいことをする正義感です。

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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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