『コナミスポーツクラブ大山に現れた”ごく普通のおばあちゃん”』115

2012-02-05

いくつになっても、年を重ねても新しいことにチャレンジする人。
そういう人に共通するのが、
知的好奇心が旺盛で、いつも前向きで若々しいところです。
私の周りにそんな人がたくさんいらっしゃいます。

内野桂子さんもその一人です。

内野さんはご近所に住まわれている方。
かわいいお孫さんに囲まれて、
一見するといわゆる“ごく普通のおばあちゃん”です。

その内野さんと初めてお会いしたのは平成22年9月。
場所は週1回、空手講師として通っているコナミスポーツクラブ大山でした。

いつものように訪問すると、
フロントより「見学したい方がお見えになっているのですが」。

通常は事前の申し込みが必要ですがお受けし、
急きょ、見学してもらうことになりました。

お会いすると、失礼な言い方ですが、
ご近所でよく見かけるお年寄りという感じ。
まさか、この人が空手の見学に?

さらに、会ってお話しを聞くと、体験もしてみたいというのです。
もちろん練習中に卒倒したらどうしようなどと心配でしたが、
熱意に負けて許可しました。

ひととおり指導を終えて内野さんのもとへ感想を聞きに行くと
「やります」という返事。

こういう積極的で行動力のある人は本当に決断が早いですね。
このようにして入会が決まり、内野さんの空手修業がスタートしました。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■板橋税務署の近くで目にとまる“ガマン売ります”のポスター。そう、建武館はガマンを標榜しています。今、必要なのは弱者へのやさしさです。損をしても正しいことをする正義感です。

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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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