2012-02-06
還暦を過ぎてから空手をやり始めた内野さん。
とても前向きな人です。
入会して1年が過ぎたころです。
内野さんは1か月間、実家の事情で九州に帰ることになりました。
そこで、私にしばらくお休みするという旨の挨拶をしにきました。
そのとき私に一言。
九州にある実家の近くのコナミに短期入会してトレーニングを続けます、と。
これには脱帽しました。
だいたい、お年寄りが実家に帰ればのんびり過ごすはずです。
ところが内野さんは日向ぼっこして休もうなんて思ってもないみたいです。
東京にいない分、
九州でも休まずトレーニングを続けるというのですから驚きです。
前向きな人は違いますね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。
篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■板橋税務署の近くで目にとまる“ガマン売ります”のポスター。そう、建武館はガマンを標榜しています。今、必要なのは弱者へのやさしさです。損をしても正しいことをする正義感です。
前のページ 次のページ
※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。