『雇用だけでは片手落ち 廃校再利用あれこれ』 3

2011-02-14

廃校再利用の話は、空手と少し離れていますが、ちょっと辛抱して読んでください。

明るい社会、安心な町は誰が作るのか。
一度罪を犯した人は一生許してはいけないのか。

これはじっくり考えたいテーマです。

犯罪をゼロにすることはできないでしょう。
しかし再犯を抑えることはできるかもしれません。

保護観察を受けていた人の観察期間中の再犯率について読売新聞に記事がありました。それには、就職している人は7%に対し無職者は35%とありました。

実に無職者の3人に1人は再び罪を犯してしまっていることになります。就業が再犯率を下げていることがこれでわかります。だからこそ就労支援が必要なのです。

しかし職に就くことだけで解決なのかというとそうではない気がします。
仮釈放の引き受け先があればよいのですがなければどうなるでしょう。住む場所を探すのも容易ではないはずです。住み込みで働かせてくれる会社があればいいのですが。

住居が定まっていないと信用を得ません。よって就職は困難でしょう。そう考えると、住まうところも対にして考えないと片手落ちなのではと思ったのです。

では廃校を利用して彼らに家賃を払わせて住居にすればいい、というほど単純ではありません。周辺住民に不安を与えてしまうからです。依存性の強い犯罪歴がある人が再犯する心配があるからです。私も3人の子供がいますので犯罪者が家の近くにいれば心配でしかたありません。よくわかります。

しかし、なのです。

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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi
日本空手道建武館 館長
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※『時局放談』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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