2011-05-24
コナミスポーツクラブ大山を語るとき、
なくてはならない人物がいます。
亀田正雄です。
亀田は地元の一つ下の後輩です。
亀田がいなければ、
ここまでコナミは一つにまとまっていなかったのかもしれません。
その理由は。
コナミの指導を始めて間もなく、私が一人で悪戦苦闘していた時期。
後輩の本澤が亀田にお願いしたようです。
副館長（当時）の補助をしてくださいと。
亀田は快く引き受けてくれました。
それからというもの、
亀田は指導日である毎週土曜日に来てくれるようになりました。
亀田の自宅からはコナミの方が近いのですが、
必ず私がいる本部道場に寄ってくれます。
そして私と一緒にコナミに随行するのでした。
私は第一印象が取っ付きにくい人間でして、
かといってそれを言葉で補おうとはしません。
そこで亀田は教室の皆さんに
「副館長はこういう人だ」と代弁してくれるんですね。
ですのでそのおかげで私という人間を、
ものすごく早く理解してもらえるようになりました。
コナミが一つにまとまり絆が深まった理由がここにあります。
亀田は常に控え目で自分の存在を打消し、私を立ててくれました。
感謝です。
今は仕事の関係で私に随行できなくなり、
亀田の存在を知らぬ会員も何人か増えてきました。
しかし、亀田の言葉による私という“像”が、
今でも教室の人たちに語り継げられています。
追伸
コナミスポーツクラブのサービスに
「インストラクター出張指導」があります。
企業従業員向け健康指導（社内で実施できる従業員様向け健康イベント等のサービス）です。
「空手」はセミナープログラム（実技系）としてはまだコナミには存在しません。
ご要望があれば相談を承りますのでお気軽にお問合せください。
■電話03-5917-8001
■URL：http://information.konamisportsclub.jp/007880.html
追伸の追伸
亀田の顔写真が手元になかったので、
以前GRANという雑誌に載った写真を転載します。
私の後方にいるのが亀田です。
この構図、「とても控え目な亀田」というイメージにぴったりなので、
選んでみました！
追伸の追伸の追伸
陰の立役者は亀田にお願いした本澤でもあります。
そしてそれを許可した館長（当時）でもあることを付け加えます。
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi
日本空手道建武館 館長
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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月～2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。
