2011-05-23
カルチャー講師を募集しております
一枚のチラシにあった一文。
ここからコナミスポーツクラブとのお付き合いが始まりました。
子ども教室開講から9年、大人教室開講から5年が経ちました。
空手教室の皆さんとお会いするのは毎週土曜。
それが楽しみでしかたありません。
この教室は初心者でも心配いりません。
初めから激しい運動はせず、
ゆっくりした動作から行いますのでご安心いただけます。
スポーツクラブのカルチャースクールですから……。
そうだと思って教室をのぞいた人は「ウソつき！」と思うでしょうね。
おそらく、組手の稽古でバシッ！バシッ！
音をたてて激しくやっているでしょうから。
それも楽しみながら。
どうも教室の皆さんは熱い人ばかりなので
「スタジオ」が「道場」と化してしまいます。
私としては新規会員さんが入会されることを願っているところです。
たまにスタジオの外で、
会員さんが稽古風景をのぞいているのを見かけます。
これは入会のチャンス！
しかし…
そういう時に限って、
教室の皆さんはバシッ！バシッ！ドスン！ドスン！…。
のぞいていた会員さんは知らぬ間にいなくなり、
あぁ、また新規入会者を逸した！
講師の立場として心境は複雑です。
しかしこういう鋭気と活力あふれる一時は必要だし、
素晴らしいことだと感じています。
もしかしたら教室の皆さんは、
激しくやってるのはむしろ私の方だと言うかもしれませんが！
考えてみれば、おきて破りなことをやっています。
スクールでは通常、レッスンが終わると、
インストラクターは出入り口で会員さんを笑顔で送り出します。
汗が落ちた床はインストラクターがモップで拭きます。
この教室はというと…
稽古が終わると、まずミットを倉庫に片づけます。教室の皆さんが！
床そうじもモップ掛けします。
これもまた教室の皆さんが率先してやってくれるのです。
これは、まとめ役の白須さんはじめ、
教室の皆さんとの信頼関係の上で成り立っているからだと思います。
しかしながら、スポーツクラブの中にあって、
こんな異空間がひとつあってもいいかな、なんて思っています。
体をたくさん動かして頭を空っぽにしたい人、
私たちと一緒にやりませんか！
ちょっと緊張気味の大人空手教室のみなさん
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi
日本空手道建武館 館長
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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月～2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。
