『靴を揃える 掃除道具を揃える』343 日本空手道建武館 篠田剛

2012-07-28

何ていうんですかね。
家とか部屋に入るとき靴やスリッパを脱ぐじゃないですか。

その脱いだ靴やスリッパ。
真夜中で誰も見られるわけでもないんだけど、
ちゃんと揃えるわけです。

こういうのも自分の心の問題なんです。
靴やスリッパは揃えるもの。
人が見ていようがいまいがそんなこと関係ない、と。

特に玄関は主(あるじ)の顔だと教わったので、
とても意識して靴を揃えましたね。
揃えるのが当たり前だ、くらいに思えるほどです。

トイレ掃除を振り返って考えると。
リーダーと呼ばれる方々は、
掃除のノウハウを教えにきたわけじゃあないんですね。
どちらかというと「教わりにきた」といったほうが正解じゃあないかと。

だからじゃないですかね、
トラックから掃除道具をおろして、
仮置きしたときもそうじゃないですか。

いいかげんに置いたっていいものを、きっちり置いてました。
人が見ていようがいまいが、そんなこと関係なく。

我々一般参加者はトイレに入ってから始まるんですよ。
トイレ掃除の勉強が。

ところがリーダーさん達は、
そのずっと前からもうすでに始まってるんですね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日発信していますので宜しければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■板橋税務署の近くで目にとまる“ガマン売ります”のポスター。そう、建武館はガマンを標榜しています。今、必要なのは弱者へのやさしさです。損をしても正しいことをする正義感です。

前のページ 次のページ

※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

お問い合わせ

無料体験・見学お申込み、お気軽にお問い合わせ下さい
  • 電話番号: 03-3962-4206
  • お問い合わせ