『陰徳について』341 日本空手道建武館 篠田剛

2012-07-26

陰徳とは。
人の見ていない所でする立派な行いを言います。

人知れず善いことをする。
気がつかなくても人に親切にする。

そういうことを続けているとどうなるのか。
だんだんと人徳というものが備わってくるものなんです。

人徳というのはとても大事です。
人徳が備わると、人に信頼される人物になるからです。

人に信頼される人物になるとどうなるかというと、
企業が欲しくなります。

企業は社員教育で後天的に容易には変えられない
“人の内面”をとても重視しています。
学問で得られる知識よりも大事なんじゃないかなと私は思っています。

仮置きしたスタッフの皆さんは、
人徳を身につけるためにやったのではないか。
あの光景を見るとそう思えてくるんですね。

『淮南子』人間訓に、
陰徳有る者は必ず陽報有りということばがあります。

誠実な真心でもって人知れず立派な行いをしよう。
そうすれば、その心は天に通じて必ずよい報いをもたらすものです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日発信していますので宜しければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
カッコ悪く振る舞える人がカッコいい
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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