『無駄は重要』340 日本空手道建武館 篠田剛

2012-07-25

人の見ていないところで人知れずやると信念が育つんです。
私の場合はですよ。

信念が育てば子ども達に信念をもって話せるようになるんです。
だから、私はそういう一見無駄と思うようなことは、
実はとても重要と思ってます。

仮置きのときにピシッと並べても、
またすぐに別の場所に運んでしまいます。

それに、一般の参加者は後から集まるので、
その光景を見ることはありません。
人に見せるためにやっているわけではないようです。

では何のために、
わざわざ無意味で非効率と思うようなことをやったんでしょうね。

仮置きしたスタッフさんは、なんと会社に帰れば社長や役員ばかり。
そんな経営のプロが、
非効率、無意味だと言われることをやっているんです。
なぜなんだろう。

おそらくですが。
それは、掃除道具を運びながら、
何かを学び取ろうとしているんだと思うんですね。

何を?
それは陰徳だと思うんです。
陰徳を積むというんでしょうか。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日発信していますので宜しければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
カッコ悪く振る舞える人がカッコいい
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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