『苦手なことって、何?』336 日本空手道建武館

2012-07-21

 

自分の苦手なことにチャレンジする!
なんて簡単にいいますが、なかなかできませんよ。
とくに「先生」と呼ばれる人はカッコつけたがりますから。

自分にとってマイナスな部分は人に見せたくないものです。
変なプライドがじゃまをして。
でもそれが人間を小粒にしちゃってるんですよね。

小粒な先生に教わる子どもも小粒になってしまえばそれは不幸。
だから先生と呼ばれる人は、
人間が小粒にならないように努力しなければいかん。
そういうこともあって金さんはマラソンやってるんだと思います。

金さん、偉い。
素晴らしい。

私もいろんなことにチャレンジしたいと思っていました。
たとえば年を取るとバランス感覚が鈍って、
自転車に乗れなくなりますよね。
だったらそんな歳になったらフラットランド競技に出ようとか。

ところがそれはカッコいいことなんですね。
自分がやっている空手の足しになるというか、
運動神経を保つためにやる発想なんです。

私にとっての「苦手なこと」…何だろうな。
スポーツ系だと何かしら空手の足しになるからな…。

そう思ったら、ありましたよ、苦手なことが。
「社交ダンス」「ジャズ」。
いやぁ、本当に似合わない。
自分がやっているのを想像しただけで赤面、汗が噴き出ます。

いつかチャレンジさせてもらいますよ、金さん。
ありがとう。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日発信していますので宜しければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■道場生に伝えたい“拳足は警策なり”。

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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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