『災害支援ボランティアへ』 32

2011-05-15

ゴールデンウィークは災害支援ボランティアに行く。
5月3日に行う予定の全日本グランプリが中止と決まった時点で、
そう心の中に決めていました。

平日は仕事でボランティアに行けません。
だからこの連休がチャンスだと考えていました。

もちろん、行くなら建武館の支部がある福島だ。
しかし、彼らがいるのは双葉町、浪江町、南相馬市…
福島第一原発から近すぎて入れない。
ならば郡司君のいる田村市に行こう。

情報を取ろうと福島県社会福祉協議会のホームページを見ました。
すると、田村市は県外からの受け入れはしていないと記されていました。

残念に思いつつほかを見ると、
いわき市がボランティアを募集していました。

さて、どうしよう?
いわき市は田村市と隣接していることだし……。
などと自分なりに妥協する理屈を作って、
いわき市に行くことに決めました。

息子を連れていくつもりでしたが、
現地の状況を想像すると足手まといになると思い、やめました。
道場生や有志も募るつもりでしたが、
急に決めたことなのでまずは私一人で行ってみることにしました。

5月4日の夜に出発して5日に一日作業して帰るという日程です。
翌日は疲れて仕事もできないのはまずいと思い、
翌日分の仕事を済ませておきました。
想定する備品もそろえました。準備完了です。

こうして、郡司のいる田村市(の隣のいわき市)に、
単独、出発しました。

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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi
日本空手道建武館 館長
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※『時局放談』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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