『自分を律する気持ちを教えたかった』329 日本空手道建武館 篠田剛

2012-07-13

よく会社にいない?
上司に「これやって」って言われて「ハイ!わかりました~」。

ところが上司がいなくなると
「こんなことやってられるかよ!ベー」って。

上司の見てないところで一生懸命やる社員、社長は欲しいんだよ。
ちょっと不器用でもさ。

水は低きに流れ、人は易きに流れる
ってことば、聞いたことあるだろ。

易きっていうのは安易とか楽な方ということだよね。
俺たちどうしても「まいっか」って妥協しがちじゃない。
手を抜いてしまうだろ。

そこを戒めるっていうかな。
いや、それじゃだめだって、
自分にストップかけてやり抜けるかじゃない。
そういうことも、島岡監督、教えたかったんだよ。

社会が求める能力って何だ?
自分を律する気持ちは大事じゃないか、って。
監督はわが息子を思う気持ちで、
部員たちを真剣に考えていたんだろうね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので宜しければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■私は空手の指導で役に立つ財団法人日本体育協会公認上級指導員の資格を取得、また介護予防サポーター、こころの健康サポーターの講習を受けて道場生の体と心のケアに努めています。

前のページ 次のページ

※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

お問い合わせ

無料体験・見学お申込み、お気軽にお問い合わせ下さい
  • 電話番号: 03-3962-4206
  • お問い合わせ