『トイレ掃除の効果かもしれない 北野武(ビートたけし)』321 日本空手道建武館 篠田剛

2012-07-04

お笑いに始まり映画監督としても成功する北野武さん。
インタビューでその秘訣を聞かれて北野さんはこう答えました。

『自分は、くだらない番組をやっていても、どういうわけか視聴率が上がる。自分が書いた小説は、なぜか売れていく。描いた絵が美術館に飾られたりもする。映画も、自分の楽しみとして作ったら、グランプリに選ばれもした。

自分としては、好き勝手にやっているだけで、人よりも才能があるとは思えない。でも、何をやっても全部高く評価されてしまう。おかしい。いくら考えてみても、自分の才能で、それらがやれるわけがない。

ただ、心当たりは、たった一つだけある。それは、若い頃に、師匠に「トイレをキレイに掃除しろ」と言われてから、30年以上ずっとトイレ掃除をやり続けてきたこと。ロケに行ったときなどは、公園のトイレがグチャグチャでも、自分が使ったあとは、必ずキレイにする。時には、隣のトイレまでキレイにして出てくることもある。もちろん、掃除道具を持って歩いているわけではないので、トイレットペーパーを使ってとか、ないときは、素手でもやる。そういうことを30年以上もずっとやり続けてきた。自分には才能があるとは思わないのに、なぜかもてはやされるのは、もしかしてトイレ掃除の効果かもしれない。』

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日発信していますので宜しければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長

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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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