2012-09-01
★自分の身を守れる体を作りましょう。
★そして、いざという時は弱い人たちを助けましょう。
内閣府の有識者会議が被害想定を公表しました。
もし南海トラフ巨大地震が起きたら、
最悪32万3000人の犠牲者が出るそうです。
そのうち津波の犠牲者数が23万人で、全体の7割を占めます。
国難ともいえるこの想定に、手をこまぬいてはいられません。
自助、共助についてもう一度考えましょう。
何よりも一番重要なのが「自助」です。
自らの安全は自ら守るという心がけを一人一人が持つことが大事です。
まずは人に頼らなくても、
自力で歩いて避難できる脚力を備えておくことです。
足腰のトレーニングで、
階段を駆け下りられる心肺機能の強化をしておきましょう。
そして「共助」。
自助と共助はつながっています。
まずは自分の身を守ってケガがなければ、
子供や高齢者など弱者を助けよう。
阪神・淡路では助かった人の8割が近所の人に助けられたそうです。
沿岸部では高台への避難が必要です。
地震発生後10分以内に全員が避難を始めれば、
津波の犠牲者は8割減るそうです。
避難は徒歩が原則だが、
背負って高台まで運んであげる脚力も時間もありません。
やはり高齢者を避難させるには車が必要です。
しかし信号が動かなくなったり、渋滞したりする危険が伴います。
そういう時は「リヤカー」が役に立ちます。
自治体は「公助」の一つに考えてください。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
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