『褒められると出たとこ勝負ができる』269 日本空手道建武館 篠田剛

2012-05-25

状況に応じた動きができる人は組手が強い。
相手も負けたくないからあれこれ必死に考えて、
変化をつけて攻撃してきます。
そこで、こうしようと思ったけどこう変えようと、
即妙に対応するから強いのです。

日本人に判断力がないのは怒られ過ぎるからと言われています。
だいたい人は、怒られると、
もう怒られたくないと思って余計なことしなくなります。
自分で判断してやって失敗して怒られようものならなおさらです。

そこで、自分で判断したことを認めてあげる。
いいところを褒めてあげる。
そうすればだんだんと自分で考えてやってみるようになります。

ミスをしないように、しないようにと、
消極的になっては強くなれません。

出たとこ勝負。

戦略を立てながらも、
ある時はそんな開き直りができる人が強いものです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日発信していますので宜しければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■私は空手の指導で役に立つ財団法人日本体育協会公認上級指導員の資格を取得、また介護予防サポーター、こころの健康サポーターの講習を受けて道場生の体と心のケアに努めています。

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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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