2012-05-15
たとえ厳しい状況下でも、
楽しさを見出すことができる人は凄いと思います。
きっとそういう人は、つらい時にこそ、
“なにくそ”と踏ん張ることができるんだと思います。
歯を食いしばって踏ん張る子をなかなか見かけなくなりました。
だからそういう子を増やしていきたいですね。
そのためには楽しいばかりじゃだめなんです。
時には厳しい状況を作って、
つらいことを乗り越える経験をさせてあげるんです。
“なにくそ”“こんちくしょう”をエネルギーにできる子って、
カッコいいじゃないですか!
稽古のときに、鼻の孔をおっぴろげてグイッと持ち上げて、
しわをよせる顔を見ると、頑張ってるなぁと感心します。
そして、
いざというときも慌てず、
腹を据えられる人になってもらいたいですね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日発信していますので宜しければ明日もまた読んでみてください。
篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■建武館では空手やキックボクシングはもちろん、3歳から始められる空手運動クラス、女性でも気軽にできるソフトキック、60歳からのアンチエイジングトレーニング、自主トレーニングコースも常設しています。
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。