『ラクとタノシサ』262 日本空手道建武館 篠田剛

2012-05-14

5月の始めに、少年部初段合格者へ、
認定証(賞状)の授与を行いました。

最近は授与に先立って子供たちと組手稽古をします。
こういう機会でないと彼らと交わることがなくなった私にとって、
組手は楽しみの一つです。
おかげで一回り全員とやるとびっしょりいい汗が流れます。

私は一人ひとり、気づいたことを、
ああだこうだ言いながら組手するんですね。

その内容は、ほとんど心の持ちようについて。
技術的なことはあまり言いません。

また、相手が子供といってもいい加減にやりません。
だから子供たちは私と組手するとラクはできません。
ラクはできないかわりに、
タノシサを見つけてほしいと思っているんです。

真剣にやるのは、厳しい中にあって、
楽しみを見いだせる人になってもらいたいからです。
いつもそう思っています。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日発信していますので宜しければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■建武館はK-1戦士を生んだ板橋初の道場です。空手道場というと、とても怖くて敷居が高いイメージですが、入ってみると意外にそうでないことがわかります。3歳の幼児からシニアまで。軽く汗を流したい人からプロ志向まで。運動が苦手な人からフィジカルエリートまで。すべての人がそれぞれの目的を達成できるよう考えられた道場なのです。

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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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