『黒帯となって初めて”空手人”となる』258 日本空手道建武館 篠田剛

2012-05-12

よく、黒帯になるまでがんばろうと、
初段取得をゴールに据える人がいます。

ところが昔から、
“黒帯となって初めて空手人となる”と云われているんです。

黒帯をとってからが本番だ、
というのはあまり知られていないことなんですね。

空手の終局の目的は『人格をみがく道』といわれています。
小学生でも黒帯をとることもできるわけですから、
とってやめたら道半ばということです。
黒帯をとった小学生は一人前の人格者になったといえないですから。

ですので、ゆっくりでもいいから歩を進め、
生涯に渡って空手を続けていってほしいですね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日発信していますので宜しければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■道場生に伝えたい“技は心に応ず”“拳足は警策なり”。

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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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