『尻込みしないでやってしまおう』259 日本空手道建武館 篠田剛

2012-05-10

みなさんは人前で自分の醜態をさらしたいとは思いませんよね。
もちろん私も同じです。
ところが審査というのは自分をさらすわけです。

なので人はこう考えます。
稽古してうまくなってから。
へたと思われようが構わないから今の自分を見てもらう。
恥をかきたくないからやらない。

うまくなってから…
自分ができるようになってからやるというのも一つの考えです。

だけどそれにはいつまでにという期限がありません。
だらだらしていたらいつまでたっても受けられません。

こころの片隅にやってみたい気持ちがあったらやってしまう。
やってしまえば何かしら得るものがある。
新しい発見があるはずです。
尻込みしていては何にもできません。

そう考えるとやはり、
“今の自分を見てもらう”という考えはよいことです。

もちろん、努力もしないで受けようとするのはだめですが。
もしかしたら「うまくなってから」というのは、
言い訳なのかもしれませんね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日掲載していますので宜しければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■私は空手の指導で役に立つ財団法人日本体育協会公認上級指導員の資格を取得、また介護予防サポーター、こころの健康サポーターの講習を受けて道場生の体と心のケアに努めています。

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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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