『ファンが記憶に残る名勝負を』255 人生、カッコよく 日本空手道建武館 篠田剛

2012-05-07

小山のKO勝利から始まり、
北島とダーレオーエン、大鵬と柏戸、そしてイチロー…。
と、ここまではスポーツつながりでしたが、
つい『ほこ×たて』まで話が広がってしまいました。
私は空手の館長なのに、いったい何の話をしているのやら…。

ただし共通する点があります。それは、
『競争相手がいることで成長する』
『競争相手はより技術や知識を高めあう関係にある』
ということです。

そこには、足を引っ張り合うことや、
憎しみ合うといったマイナス要素などひとかけらもありません。

そして何よりも戦いに『物語』があることです。
お互いに今日に至るまでに背負ってきているものがあります。
その想いをぶつけている姿を見ると、
まるで物語を見ているように吸い込まれていきます。
そういった感覚になったとき、
何とも言えぬ熱い血がたぎるわけです。

小山には意地と意地がぶつかり合って、
一歩も引かない試合をしてほしいですね。

そして、そんな試合を見に来てくれたファンが記憶に残る
『名勝負』
を繰り広げて自分の『物語』を完結してほしいですね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日掲載していますので宜しければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■建武館では空手やキックボクシングはもちろん、3歳から始められる空手運動クラス、女性でも気軽にできるソフトキック、60歳からのアンチエイジングトレーニング、自主トレーニングコースも常設しています。

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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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