2011-04-05
先日、いたばし災害支援ネットワークで、
被災された方から直接お話しを伺うことができました。
その方は親戚を頼って被災地から東京まで避難されたそうです。
生き延びるための最低限の所持品しか持っていませんでした。
自宅にはこれからの生活必需品や貴重品、思い出の品もあるはずです。
そこで提案がありました。
1.トラックに救援物資を積んで被災地に向かいます。
2.途中の被災地でその物資を降ろします。
3.空になった荷台に依頼の生活必需品などを載せて東京に戻ります。
転居のための運送費用を国が全額負担するのであれば、
動きは活発化するでしょう。
避難された方も遠くの自宅を思い、気が気ではないはずです。
被災地で空き巣、略奪が新聞に掲載されています。
ボランティアで汗水流している傍らに、
空き家で金目のものを盗んで回っている者がいます。
日本ではそうなってほしくないことが現実に日本で起こっています。
荒れた街は無秩序状態となって犯罪が多発するといわれています。
街の荒廃が人の心までを荒ませてしまいました。
国が費用負担する。
運送業界が一肌脱ぐ。
いずれにせよ、弱者を守る正義の味方が必要です。
早くしないと、
どうしようもない日本人がどんどん生まれてきてしまうでしょう。
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi
日本空手道建武館 館長
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※『時局放談』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。