『しつける』248 日本空手道建武館 篠田剛

2012-04-26

仕付け糸は型崩れを防ぐための糸でもあります。
あとで抜くからといっていい加減にしない。

しっかり糸を縫う。
心を込めて縫う。
この、心を込めてというのが大事です。

たまに親が「悪いことするとお巡りさんにつかまっちゃうよ」
と言うのを聞きます。

これではお巡りさんにつかまるのがイヤだからやらないだけで、
いなければやってしまいます。

お巡りさんは怖い人だよ。やったら怖いよ。
と、恐いものをチラつかせているだけのようです。
なんだか他人任せ、いい加減に感じてしまいます。

だから、心を込めてというのが大事なのだと思います。
子育ては真剣です。
型崩れしないよう、心を込めて。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日掲載していますので宜しければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■道場生に伝えたい“技は心に応ず”“拳足は警策なり”。

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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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