『山本五十六』240 日本空手道建武館 篠田剛

2012-04-18

経営者や指導者など人の上に立つ者の心得として、
よく知られる言葉があります。
つぎの山本五十六が残した言葉は特に有名です。

やってみせ
言って聞かせて
させて見せ
ほめてやらねば人は動かじ

話し合い
耳を傾け
承認し
任せてやらねば人は育たず

やっている
姿を感謝で
見守って
信頼せねば人は実らず

一節目は特に有名なものですから、
これをもって人を動かす要諦と言われています。

しかし現実はそううまく人は動きません。
いくら自ら動いても、率先垂範しているつもりでも、
人はついてきてくれません。

なぜでしょうか。
私もそのことで考えさせられました。
悩みました。

ある日、後輩の亀田が新聞の切り抜きを持ってきてくれました。
そこには≪信頼せねば人は実らず≫という文字がありました。
山本五十六の三節目の言葉でした。

この言葉は、心の中で漠然と思っていたことだったので、
すごく納得したのを覚えています。
思っていたことが言葉や文字に表されると、
モヤモヤが解消されてスカッとします。
いいものを持ってきてくれました(続く)。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日掲載していますので宜しければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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