『親同士で子育て』239 日本空手道建武館 篠田剛

2012-04-17

これまでのお話しは少年部の入会時に、
保護者との面談のときにするものです。

まとめると…

よその子もうちの子のつもりで接する
ときに心を鬼にするのも愛情と心得る
リスクを避けず挑戦する気持ちをたぎらせる
批判に惑わずわが子を信じるのが親
親の一礼が感謝の気持ちを育ませる

…ということでしょうか。
坐禅や茶道とはちがって体をぶつけ合い、
時には痛い思いをするのが空手です。

ゆえに親御さんの深い理解がとても必要になるのです。
そこで入会時に面談をするようになりました。

子供の教育は親がするものです。
ですがその苦労はよくわかります。
初めから子育てのプロフェッショナルなんていう親はいませんから。
みんなほんとうは迷いながらやっているのです。

そこで親同士でタッグを組んで子育てをし、
その援護射撃をするのが我々なのです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日掲載していますので宜しければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■板橋税務署の近くで目にとまる“ガマン売ります”のポスター。そう、建武館はガマンを標榜しています。
■これからの社会の在り方として建武館が投げかける大事なメッセージ“よその子もうちの子”。

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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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