『稽古中は一切お客様扱いなどしません』237 日本空手道建武館 篠田剛

2012-04-15

スポーツクラブでは「インストラクター」と「お客様」という関係です。
ところが道場の場合はそういう関係ではありません。
指導者に礼をさせ、ミットを持ってこさせ、掃除もさせるわけですからね。

特に子供たちには叱ることもあります。
靴をそろえて置いていなければ叱る。
座ったイスを出しっぱなしにしていたら叱る。
路側帯まで自転車をはみ出していたら叱る。
弱い者に容赦ない組手をしたら叱る。

だから、稽古中は一切お客様扱いなどしませんね。
そのかわり、わが子という気持ちで接しています。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日掲載していますので宜しければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■建武館はK-1戦士を生んだ板橋初の道場です。空手道場というと、とても怖くて敷居が高いイメージですが、入ってみると意外にそうでないことがわかります。小さい子から壮年まで、初心者からフィジカルエリートまで、すべての人がそれぞれの目的を達成できるよう考えられた道場なのです。

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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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