『茶の湯と道場 茶道と空手道の共通点』228 日本空手道建武館 篠田剛

2012-03-27

千利休はわび茶を確立しました。
その遺徳をしのんで利休忌という行事が行われるそうです。

ところで、茶道と空手道には共通点があります。
それはどんなところでしょうか。

道場にひとたび入れば、肩書きは一切関係ありません。
大企業の社長も、政治家も、地位という衣を脱いで、
一個の人間となって道場に入ります。
この、身分を越えて対等になるところが、
茶の湯に共通しているところです。

また道場に入るときは背すじが伸びます。
仕事で味わう緊張感とはまた違った心地よさが道場にあります。
この適度な緊張感もまた、茶の湯と共通するところだと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日掲載していますので宜しければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■板橋税務署の近くで目にとまる“ガマン売ります”のポスター。そう、建武館はガマンを標榜しています。今、必要なのは弱者へのやさしさです。損をしても正しいことをする正義感です。
■空手の個別指導もしています。マンツーマンでじっくりやりたい方はお気軽にご相談ください。さらに、ご自宅や企業のサークル・研修会・各種イベントなど道場以外でも空手を楽しんでいただけるように出張指導もしています。道場まで通えない方や、企業イベントなどの福利厚生、クラブ活動などにご依頼ください。

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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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