『サッカーとラグビーは根が同じ』222 日本空手道建武館 篠田剛

2012-03-30

サッカーとラグビーは根が同じです。
ルールが整備されるまではボールを、
持っても蹴ってもよかったようです。

ボールを持って走ると、それに群がり奪い合いが始まり、
けが人が続出しました。
その行為はとても野蛮で粗暴であると指摘され、
ボールを持つことが排除されました。
このようにして生まれたのがサッカーです。

ところがその一方で、
激しくぶつかり合うことこそが醍醐味だと主張する者もいました。
そして、この野蛮といわれる行為を、
ルール整備して生まれたのがラグビーなのです。

おもしろいですね。
野蛮で粗暴で、前近代的で危険極まりない行為だと、
言われたラグビーがとても爽やかに感じます。

そして今年は7人制ラグビーも日本で開催され、
とても注目されています。

ラグビーのどこがいいのか。
私が思うには、ゲームが始まると猛牛のように激しく暴れても、
終われば元の優しい人間に戻る。
そういう
「自分をコントロールできる」
ところがいいのだと思っています。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日掲載していますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■板橋税務署の近くで目にとまる“ガマン売ります”のポスター。そう、建武館はガマンを標榜しています。
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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