『第217回 新空手道東京大会』151

2012-07-30

新空手道東京大会に11人が参加しました。
この東京大会は毎年7月~翌1月の奇数月に行われます。
東京大会で経験を積んで3月の予選を突破し6月の全日本出場、
という流れで行われます。
今大会は2012年開幕第1戦というところでしょうか。

この日、東京は真夏日となり、
開催場所の体育館はうだるような暑さでした。

こういう時は自分をいかに調整するかがカギですね。
試合の駆け引きとともに、暑さ、寒さも、
戦う条件の中に入れられる者が勝利に近づくんでしょう。

今回も初戦で敗退して悔しい思いをする者もいました。
私も現役のころ出ては負けを繰り返したことがありました。
とても悔しかったです。

だけどそれは自分の糧になりましたね。
負けは、悔しさのマグマをためて、
適度に爆発させる術を身につけるチャンス。
そう思って、これからもチャレンジしてほしいです。

嬉しい初優勝を遂げた者もいました。
小学6年生の竜空、そして板橋区職員の河島由征。

竜空には弟がいまして、その弟もとても動きがよくなって準優勝。
兄貴としては負けられないのと、
直前の試合で負けた弟の仇を討つんだというのが混ざって奮起。
心優しい性格ですが試合ではとても威圧感のある、
堂々とした試合運びができました。

河島は4月から社会人。
板橋区の職員となると稽古時間が学生の時ほどとれなくなりました。
そんな中での初優勝はお見事。

試合に出ると何かしら得るものがあります。
負けても勝っても。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日発信していますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
■“拳足は警策なり”。

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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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