『父親としてのおやじ』171 人生、カッコよく! 建武館 篠田剛

2012-09-28

おやじは事業家としては落第だった。
父親としてはどうだろう。

あんなに何度も結婚、離婚を繰り返して家庭はかえりみなかった。
子供に苦労をかけたことを挙げれば落第だ。

しかしそうじゃない。
つらいとき、くさったとき、自信を失いかけたとき、
何かにつけて、こう思ったものだ。

俺のおやじは強かった。
つらいときも弱音は一切吐かなかった。
俺はおやじの息子だ。
だから俺も絶対に乗り越えられる。

そう思わせてくれたのは、やはりおやじだ。
おやじは俺たちをしっかり育ててくれたのだ。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。

篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長

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※『おれの半生』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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