『羽根木プレーパークの取り組み』170

2011-12-12

羽根木プレーパークの取り組みは実にすばらしい。
プレーパークのモットーは「自分の責任で自由に遊ぶ」です。

ここではほとんど禁止事項はありません。
気兼ねなく自由に楽しく遊べます。

そこで、自由に楽しく遊ぶためには、
「ケガは自分持ち」というスタンスが必要になってきます。

さてさて。
息子と友達を連れて遊びに行ってきました。
まもなく参加型の遊びイベントのベーゴマや釘さしゲームが始まり、
それに参加する子供を募ってました。
うちの子供たちが引っ込み思案をしていると、
プレーリーダーが声をかけてくれました。

この人たちは子どもの心を引き寄せるのが実にうまい。
少し経つと、息子たちの名前が飛び交うようになり、
昔からの仲間みたいに距離がグンと近づきます。

プレーリーダーの条件が
「子どもが自ら遊びたいなぁと思う気持ちにさせる人」とのこと。
まさしくその通り!と思わず感服してしまいました。
大人ぶらずに“自分が一番楽しんでいる”雰囲気を醸し出していて、
見ている私も楽しくなります。

この「仲間」感覚はとてもいいことだと思いました。
小さいうちはいいけれど、
思春期になると悩みができたり心が荒れてきたりします。

そんな時、リーダーが兄貴分、姉貴分となって、
いろんな悩みも相談に乗ってくれそうです。
仲間だから悪さもできません。
こういうところもプレーパークの魅力です。
ぜひともプレーパークを理解し利用してほしいですね。

しかしプレーパークを利用するには、私たちも「受忍」が必要です。
何かの恩恵を受ける一方において、
それから派生する不利益や不便を我慢することは大事です。
プレーリーダーの有給化も至極当然ですので、
何らかの形で支援すべきでしょう。
ケガは自分持ち、という考えも持たなければなりません。

文部科学省は、子供が自らの判断で、
危機を回避する能力を育むことを全国共通の指針にする方針です。

そういうことからも、羽根木プレーパークの取り組みを、
取り入れるべき点が多々あると感じています。

建武館の取り組みが随所に似たところがあり、
とても共鳴・共感しているところです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。

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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員
介護予防サポーター こころの健康サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場で“ガマンを売る空手家”
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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