『栃乃洋関』163 人生、カッコよく! がまんする気持ちを強い心で作っていく道場 建武館

2012-08-29

タイトルマッチが行われた8月26日の後楽園ホール。
先に現役引退を発表した、
大相撲の元関脇で東十両8枚目の栃乃洋関が観戦に来ました。

栃乃洋関は私が来るのを聞きつけて、
断髪式の告知を兼ねて挨拶に来てくれました。
というのも、私と栃乃洋関とは拓殖大学の先輩後輩の仲なのです。

栃乃洋関が挨拶に来てくれたので、
これは何かしら協力してあげなきゃいかん。
そこでみなさんに栃乃洋関断髪式のお知らせをすることにしました。


栃乃洋関は体力の限界を感じて、
今年の初場所で惜しまれつつも引退を決めたのでした。
そして断髪式が9月29日(土)、
両国国技館で行われることが決定しました。

大相撲の力士といえば大銀杏。
その大銀杏を切り落とすことで大相撲から引退を決意します。
長年連れ添ってきた相棒のようなものですので、
それはもう複雑な感情でしょう。

断髪式は力士にとって一世一代の大仕事。
みなさんの中で、栃乃洋関をご存知の方がいらっしゃいましたら、
是非お越しください!

栃乃洋引退竹縄襲名披露大相撲
■平成24年9月29日(土)
■両国国技館

栃乃洋関は拓大時代に全国学生相撲選手権大会で優勝して学生横綱に輝きました。大相撲では横綱貴乃花を破るなど歴代2位タイの金星12個を獲得する活躍をみせました。
おもしろいところではフジテレビ『トリビアの泉』の「トリビアの種」に登場したこと。「ニュースアナウンサーが一番いいづらい言葉」で「とちのなだぜき」が第7位でした。
栃乃洋関と話をするととても慎み深く実直な人柄だというのがわかります。聞くところによると、これまでお世話になった方々に自分の足でお礼に回っているそうです。そういう姿を見るにつけ、地道に努力をしてきたんだろうなと思いました。
これからも竹縄親方としての第二の人生を大らかに歩んでほしいと思います。

朝日新聞 ニュースサイト 元関脇栃乃洋が引退 「寂しいが、悔いはない」

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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
カッコ悪さをさらけ出せる奴がカッコいい
■建武館はK-1戦士を生んだ板橋初の道場です。空手道場というと、とても怖くて敷居が高いイメージですが、入ってみると意外にそうでないことがわかります。3歳の幼児からシニアまで。軽く汗を流したい人からプロ志向まで。運動が苦手な人からフィジカルエリートまで。すべての人がそれぞれの目的を達成できるよう考えられた道場なのです。

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※『ひと・もの・こと』は、2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものです。したがって、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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