『いつも先生のパワーが心の中に』160 人生、カッコよく! 建武館 篠田剛

2012-09-24

長男の担任だった宮﨑先生が、
病魔に冒されたと知ったときはショックでした。
おやじも膵臓をやられたので、
その療養生活が厳しく苦しいことを知っています。

それだけに宮﨑先生を励ましたい、
元気になってもらいたいと痛烈に思いました。
しかし自分にできることなどなにもありません。

だけど、せめて心の支えとなれるのであれば…
その一心でコラムを書き続けました。

しかし、昨年の8月…
みんなの願いもむなしく、先生は帰らぬ人となってしまいました。

年が明けて春。
宮﨑先生の奥様からMBP東京を通じてメールが届きました。

奥様は宮﨑先生についてのコラムの存在を知って、
読んでらしたそうです。
そのお礼を伝えるメールでした。

ところがせっかく頂いたのに、
未だに返信メールを差し上げていませんでした。
何とお声をかけていいのか迷い、
ずるずると今日まできてしまったからです。
大変申し訳ありませんでした。

奥さんによると、宮﨑先生は、
教師という職業になるのが夢だったそうです。
それゆえに、本当はまだまだやりたい事が沢山あったでしょう。

しかし最後は奥さんに“悔いは無い”と話されたそうです。
最後の最後まで尊敬する人だったと、奥さんは仰っていました。

宮﨑先生、コラムは先生に届いたでしょうか。
先生のクラスを巣立った子供たちの心には、
いつも先生のパワーが宿っています!

『今どきいない担任の先生』

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。


篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長

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※『おれの半生』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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