『真の国際人を板橋から輩出する 板橋区立常盤台小学校の総合学習』 156

2011-11-26

これまで板橋区立常盤台小学校
“和の心にふれよう”での講義について綴ってまいりました。
この講義をして感じたものは…

自分の国を知り、自分の国に誇りを持つ
海外の人とも対等に付き合える国際人となる
真の国際人をここ板橋から輩出する

これがこの総合学習の目的の終局にあるのではないか、ということです。
日本は今後ますます国際化、グローバル化します。
日本人がより国際人となるためには、
まずは自分の国の良さを認識することだと思います。
そのためには日本文化に触れるという経験がとても大事です。
そういう意味でも、常盤台小の取り組みは、
とても素晴らしいものであると思っています。

ブータン国王が来日して国会で演説されました。
私はその演説で存分に“日本の誇り ”を堪能しました。

だけれどもそれはあたかも日本文化の逆輸入のようでした。
いつしか日本から発信ができなくなってしまったようで残念です。
もっともっと、日本の良いところを、
子ども達に教えていくべきだと感じました。
そうすれば、自分の国に自信と誇りが持てるような、
真の国際人が育つのではないでしょうか。

ブータン国王はまさに“心で人を惹きつける魅力のある人”でした。
そして日本人より日本人の“和の心”を持っていました。
真の国際人になるためにも、
今こそ日本人の本来持つ“和の心”を誇りに思うべきです。
常盤台小の取り組みに感謝しつつ。

講義の機会を与えていただいた常盤台小の門脇校長先生、
小池先生ありがとうございました。
コーディネートしていただいた鈴木さん、井出さん、
ありがとうございました。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
コラムは毎日書いていますので、よろしければ明日もまた読んでみてください。
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篠田 剛 SHINODA Tsuyoshi 日本空手道建武館 館長
財団法人日本体育協会公認上級指導員
介護予防サポーター こころの健康サポーター
板橋区にある地元密着の空手道場で“ガマンを売る空手家”
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※『空手のこころ』は2010年9月~2012年9月にマイベストプロ東京で公開した『館長コラム』を転載したものですので、掲載している記述は執筆時点のものであり現況とは異なることもあります。

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